日曜日に預かった修理依頼。 きっとこの日の運勢は大凶だったに違いない。 小さい方の傷はドルフィンスルーから浮き上がって来たショートボーダーにノーズで刺された傷。 どデカい方の傷の相手はロングボード。 こんな大きな傷を見るのはすげ〜久ぶりで、傷の大きさに驚いてしまいました！ かなり使い込んでヘタれたサーフボードなら気持ちが折れて修理はもういいや！って言ってしまいそう。

  この前の日曜日にお預かりした他社製サーフボード ( 国産品 ) の修理依頼。 出来上がって間もないのでしょうか、とても程度の良いサーフボードです。 で、他所様のサーフボードを見る機会って本当にないのでちょっとチェックさせて頂きました。 なんと！ロッカー、フローテーションバランス、コンケーブ、ことごとく私のシェープボードとは異なっていました。 衝撃的なくらい考え方がまったく異なるみたいで共通意図が見つからない。 ぱっ！と見た感じは同じようなサーフボードでも、じつはこんなにも違うのかと、 でも、一般サーファーの方には同じように見えちゃうんだろうなあ〜！と

  やはり TRANSITION BOMB などのミッドレングスサイズの BOMB のオーダーが全盛ではあるのですが、 こうしてベーシックなスタンダードレングスの BOMB も健在です。 お客様からの要望は薄めのレール。 それ以外はお任せなので身長、体重、年齢、サーフィン歴などからコンケーブなどを、お客様のサーフィンをイメージしながら考えてカスタマイズしました。 要したシェーピングタイムはフォームが EPS ということもあり〜の、朝から午前中いっぱい充分な時間をかけて念入りにシェーピングしました。 この BOMB が今回のロットの最後のフォーム、次の入荷

  SERAI (サライ) ちなみに、この SERAI のシェーピングはお客様からレール薄めという要望がありました。 そして、なんだかんだとシェーピングには延べ４時間半以上費やしました。 Slow shape、これまで以上に１本のシェーピングに時間をかけていて、完璧な納得が行くまでふんだんに時間を使うように心がけています。 お値段以上の付加価値のあるサーフボード、大多数の皆さんに「 hitoy shape が絶対！」って言ってもらえるくらいの唯一無二の存在になること、それがゴール！