今日は朝から３時間、お客様立会いのシェーピング。 モデルは JIGEN、 サイズは 7.4、 MID LENGTH でございます。 で、今までの JIGEN と違う変更点。 それはレール、 DOWN RAIL ⇨ 50 / 50 ＋ CHAIN RAIL

    今、ふと思ったこと。 プロショップって専門的な知識を持ってお客様にノウハウを提供するハイレベルなショップのことだと思うのですが、 ここ何年もの間にプロショップは下へ下へと安易な方向へ向かっているような気がします。 他所のことにとやかく言う権利はありませんが、パッコンボードやスポンジボードの販売に力を注ぐこと。 本来はもっとサーフボードやサーフィンのことを勉強して、更にスキルアップすることに努力すべきだと思うのですが、 どうもそんな風には見えないのです。 自分は商売人というよりはカスタムサーフボードを作る Shaper だから尚更そう思う

    JENNIFER MK3、 先日も♬、そして本日も♬ JENNIFER は大人気！ 一般的な RETRO FISH とは月とスッポン！乗り味がまったく違うのです。 RETRO FISH に最新のシェーピングテクノロジーを融合した NEO RETRO FISH。 少し前に、最新シェープの JENNIFER を手に入れたお客様２人から同じことを言われました。 このお客様方は、JENNIFER に乗るのはこれが初めてという訳でなく、これまでに数本乗ってらっしゃるヘビーユーザーのお客様です。 話を要約すると「今までの JENNIFER よりも、

    RETROTIME 6.2、 6.0 以下のサイズが圧倒的なのですが、このボードは少し長めの 6.2。 波が小さかったり、厚くてブレイクし難い波でスポンジにも引けをとらないほどのテイクオフの優位性を最大限発揮する、そのためにレングスを設定したズルボード。 最近は７フィートクラスの KEEL FIN をセットしたミッドレングスや RETRO TWIN も SNS 上でよく見かけます。 ってことで、今！注目のサーフボード、これは普通にあり！でございましょ〜♬       RETROTIME は WOOD 製 K

    今朝は、はじめ君と一緒に彼の SAIZO 5.5 をシェーピング♬ 僕のシェープボードを使うようになって１年半弱、 この SAIZO を含めると、彼は SAIZO を立て続けに３本もオーダーしているんです。 半年に１本くらいのハイペースでオーダーしているってことなんだけど、そこまで気に入ってくれている！ってことなんでしょうねえ。 マジにすげえ〜嬉しいです！ その度毎にフローテーションやレールなどを本当に細かくチューニングして、今よりもさらにベストなボードを追求しています。 まさしくレーシングカーのチューニングのように、 その探究心は流石

    ” さらに、さらにロングボードをするのが楽しくなりそうな予感！♬ ” インスタでライブ動画をご覧になった方もいらっしゃると思いますが、 今日は朝から新しい Hono ( code #2020 ) をシェーピングしました。 サイズは 9.6 x 23 x 3-1/4 x 76.51 L code #2020 の主な変更点は、特徴的な NOSE CONCAVE を新たに装備したこと。 そして、ROCKER を含めた BOTTOM、50/50 の RAIL 形状をグレードアップデートしました。 ノーズライディングとコン

    他の方々がどう考えているのか話したことがないので解らないけど、 私の場合、サーフボードをデザインし、そしてシェーピングする上で１番重要なことだと思っている事。 それは ” Take Off “。 うねりの状態からサーフボードがす〜っ！と滑り出し、掘れ上がって来た波の斜面を一気にボトムへ向かって滑り降りる。 滑り出しが遅く、滑り出しているのにサーフボードが Take Off を躊躇したかのように波のトップで一瞬ステイしてボトムに降りて行かないなんていうのは、まさしく調子の悪いサーフボードの典型だと思っています。 何

    シェーピングするのに、とても調子の良い武器 ( 道具 ) をゲット！ 今日、EPS フォームに初めて使ったのですが、これがとても良い仕事をしてくれました♬ 元々 EPS 用に作られたんじゃないかな？と思うほど調子が良いのです。 たぶん、そうなんだろう！って勝手に納得しちゃってますけど。笑 従来のペーパーより、 仕事が早いし、 仕上がりも綺麗♬、 さらにコスパも良い。 だけど、ブロックを持つ手の平の筋肉が過度の疲労で痛いッス！ 手が小さいほうじゃないけど、 輸入物だから外人サイズらしくちょっと幅が広いんだよね〜。 だから疲れるんすよ！

    Surfboard Shaper って、 クリエーティブなデザイナーであり、同時にクラフトマンでもある。 そして、サーフィンの伝道師でもあるんだろうな！と、ふと思った。 サーファーの要望を聞き、 サーファーのスキルと相談しながらサーフボードをデザインし、そしてシェーピングを経て最高！のサーフボードを作り上げる。 出来上がったサーフボードが満足できるものでなかったら、調子が悪かったら、当然ながらサーフィン自体が楽しくはならないと思う。 サーフボードが調子良ければ、必然的にサーフィンは楽しく、そして最高！の遊びになるだろう。 で、もっとこう

    SASUKE、 SPEED STAR CONCAVE ＋ TAIL FLIP、 EPS フォーム、 半分は #40 で荒削りしたところで、 もう半分は #240 で仕上げた状態。 表面がところどころブツブツして見えるのは、 EPS は発泡スチロールなのでセルが粗いためなのです。 曲線美、 このボトムコンケーブの中を水が流れて行く様子をイメージしてみて下さい。 複雑な曲線で構成されたコンケーブの中をどんな感じで流れてゆくのかを、 コンケーブの中を流れる水が持つエネルギーを利用して、テイクオフ、スピード、ドライブするためのパワーに変換すると