I-MODE-D LANIMOANA
HowisTodaysCondition
About_SUrfing
VOL.3

 今回はそのRed snapper(以下RS)の話なんだけど、このRSがマジで調子イイ! ちょっと大げさかも知んないけど、今まで俺が乗った板の中で1番調子イイ!! サーフィン暦28年の私めが今まで何本の板に乗ったかは数えたこと無いけど いろんな人がシェープした板に乗って、かなりの数の板を試して来た中で、 この評価だからかなりすごい。

 写真を見れば解るけど、こいつは4フィンです、さらにこんなカッコです そもそもこいつは”小さい時もロングじゃなくてショートでやりたい”って コンセプトから生れたシロモノなのでこうなったわけですが,これをカッコイイと 思うか、変なかたちと思うかはその人次第で、ちなみに俺はカッコイイと思ってます。

 まあそんなコトはどうでもいいんだけど、肝心の調子の方はというと一言でいえば とにかくスピードがでるですよ。スネ〜ヒザなんてもう恐くない、テイクオフだけ ロングより遅いけど、そのあとのシゴキはじめてからのスピードってったらもう 見せてあげたい程で、さらにラウンドハウス的な大きめのマニューバーも スピードが途切れることなく自分の行きたい所へ行ける感じ。

 さらにさらに、リッピングやフローティングとかも問題なく、フィッシュ系の 板の弱点だったバックサイドも全然OKで調子がイイときにはエアーまで飛び出す。 そんでもってロングから直に乗り換えても幅と厚みがロング並にあるので 違和感なく乗れる、もう、つまり最高ってこと。まあ、まだ胸位の波までしか テストしてないんでそれ以上の波はわかんないけど、ターゲットが小波なので 結果オオオーライ!!!

Red_Snapper  前置きが長くなっちゃったけど、じゃあなんでこの板がそんなにイイのか ってことをシェーパーの立場から言わして頂きますと(自分でシェープしといて こういう言い方もどうかと思うけど)原因は、フィンの数、アウトライン、ロッカー、 コンケーブ、の4点ですね。

 まずフィンなんだけど、これは前々回作のフィンオタクの巻でハナクソの様に 扱われた4フィンを採用。このフィンシステムの最大の特徴は、サイドフィンの 補助役であるバックフィンが2本あって、その2本がそれぞれのサイドフィンの すぐ後ろで片側ずつ機能しているって所。つまりツインフィンではルースしちゃう テールをセンターフィンで補助するんじゃなくて、センターフィンを真ん中から 薄く2枚に分けてサイドフィンの後ろにセットしたと考えます。するってーとどうでしょう、レールトゥーレールでシゴキ始めると両側のフィン がセンターフィンが無い分すぐに反応するので非常にスピードが出しやすくなりま した。しかもツインとは違い補助役フィンもちゃんとついてるので、 ルースすること無くしっかりとフィンを効かせながらカービングすることも できるというスグレものでした。

 それから、この座薬の様なアウトラインにもちゃんとワケがあるワケで、 え〜ロングボーダーとか、昔ながらのショートボーダーとかって人たちは スピードが出なくなると前に移動するという癖があります。しかしながら 現在のショートボードというのは、後ろに乗ってコントロールする様に設計されて いるので、前に乗っちゃうと非常に調子わり〜です。

 それでも失速時には前に乗りたいというのがこのテのサーファーの人情って物 だったら前過重でもコントロール出来るアウトラインにしちゃえってことで 悩んで引いたラインがこれってワケ!しかもこの形だとパドリングも思いっきり 前に乗って出来るのでテイクオフする時点でかなり有利ですよ。そのまんま立てば そこはもうスピードとコントロールを両立出来るエリアって訳ですからね。

 でもアウトラインのワイドポイントを前にもってきたからってそれだけで そこでコントロール出来るって訳じゃ無いのがサーフボードの難しい所。 ここで問われるのがシェーパーのセンスと腕です。

 この難問に私めはVWコンケーブというテで立ち向かいました。VWとは ヴォルクスワーゲンじゃないよ。VWとはVボトムベースにダブルコンケーブ を入れたデサイン、こいつをスタンスするやや前めからフィンの後ろまで入れる ことで幅の広いこの板もローリングしやすく、なおかつスピードも出やすい物 にしちゃったわけ。いや〜我ながら良く考えられたデサインだね〜。

 あと、エッジングにも実は秘密があるんだけど、これを言っちゃうとちょっと 喋り過ぎなんで企業秘密ってことで...見たい人は宇佐美まで見にきてね〜

 そんで最後になっちゃたけどロッカーの説明に入りたいと思いますけどねぇ 前にも述べた様にこの板は"小波でもロングじゃなくショートで"というコンセプト から生れたものなので、ロッカーはロングを途中からちょん切った様なロッカー つまりほとんどフラットです。

 例えば、普段ロングに乗ってる人がサーフィンしてたら、テールから6フィート の所で折れてノーズ側が無くなっちゃたとしましょう。バックアップの板も持って なかったので、そのままやってたらノーズ部分約3フィートがない分いつもより すごいターンができちゃった(パーリングさえきおつければ)

 まあ作り話なんだけど雰囲気はわかるでしょう。つまりこの折れちゃった板に ささらない程度のノーズロッカーをつけてやって、ノーズをそれなりのアウトライン で切ってやればほとんどRSの出来上がりって感じですかね。 どうですか調子よさそうでしょう。

 特にこのRSはロングにあきちゃったロングボーダーやロングには乗りたくない けどショートだと最近沈んじゃってる感じの方にお勧めのデザインです。 最初は乗り方が解んないかもしんないけど、一度乗り方を覚えちゃえば、もう こっちのもん(なんか某ロング誌で聞いた様なセリフだな〜) ヒザだろうと何だろうとスイスイっ感じで楽しいサーフィンが出来るでしょう。

 そもそもサーフィンは楽しくなくっちゃって思うんですよ 楽しくサーフィンしてる人は、上手く乗ってる訳で、それはハタからみれば カッコよく見える。ってことはその板もカッコよくみえちゃうワケよ。(ん〜 ちょっとムリがあるか?)でも俺がRSがカッコイイって言ってるのは、調子 がよくて愛着があるからで、もしこれが調子悪かったら決してカッコイイとは 言わないでしょう。

 今俗にカッコイイって言われてる板は、上手い連中が乗ってるからそう言われて るんであって、もしWCTの連中が全員RSに乗ってたら、それがカッコイイという 基準になる訳ですよ。只、あの連中にはRS程のボリュームが必要ないだけで 前述のような方々にはその必要があるって事です。だったら皆さん自分に合った板 を選びましょう。その為のカスタムシェープでもある訳ですし....

 そんなこんなで、今回はマジックボードに出会った時の感動とその必要性 について書いてみました。皆さんもカッコにこだわらず、何が自分に一番いいか 次の板をオーダーする前によ〜く考えてみましょうね〜。 私めでよろしければいつでも相談にのりますので、 見かけたらお声をかけて下さいませませ。

 それじゃあまたなんかあったらなんか書いてみるんで、またまたって感じで...またね〜。
Keep wet and stay deep.yasuhiro suzukiでした〜〜〜

 ちょっとここでコマーシャルです。
”2002 YAS T-シャツ”つくりました。
興味がある人はi-mode-dにてCheck it outっす! よろぴく!!

YAS Surfboard
Yasu Surfboard performanced by Yasuhiro Suzuki

ABOUT SHAPING  VOL.6  VOL.5  VOL.4  VOL.3  VOL.2  VOL.1
ABOUT SURFING  VOL.7  VOL.6  VOL.5  VOL.4  VOL.3  VOL.2  VOL.1


home /  something new /  wave reports /  our products /  cool stuff /  surf freaks /  extra column /  hot links /  about i-mode-d