I-MODE-D LANIMOANA
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VOL.2

 日頃シェイプの際に思う事を、そのまま言いたい放題書いてみたら、かなりつっこんだところまで入りすぎてしまったので、そこらへんは、また、そのうちココに載せたいと思います。 YASのノーガキに興味がある人は、また次回作を読んでみて下さい。 とりあえず今回は、板をオーダーする際のコツみたいな感じで、あまりハードコアーにならないように書いてみるんで、お店に行って相談する時の参考にでもして下さい。

 まずは希望するsizeなんだけど、これは今乗っている板のsize(長さ×幅×厚さ)が、正確にわかると案外すぐ決まるもんで、それを参考にするとイイです。 もし、その板にsizeが明記されてなかったら測ってでも調べる必要アリです。 というのは、今乗っている板がどんな感じかっていうのを一番わかっているのは、その本人なので、その板のスペックをベースに、今度はどんな感じの板が欲しいのか? っていうのを考えていき、同じ感じで良ければ、あんまり変えないとか、調子悪い様だったら、思いきって全然変えてみちゃうとかね。 どういう風に変えるかは、お店でNagaseさんやSyuちゃんに相談してみると良いです。 その時に必ず、今度自分はどういう板が欲しいのかっていうことをハッキリ明確に伝えること。 それによって、その数値はかなり変わってくるので、これはとっても、重要なポイント。 また、全く同じ数値でも、違うシェーパーがシェープした板っていうのは、全然違うので、それも1つの手かもしれないですね。シェーパーって、例えるなら料理人みたいなもんだから、仮に「ラーメン」って決めて、いろんなラーメン屋を食い歩くノリで、自分のSIZEは統一して、いろんなシェーパーの板に乗って、その味を食べくらべてみるとかね。でもI-MODE-D以外のラーメン屋は旨くないらしいですよ。(ってか?)

 あと、もう1つおもしろいのは、ある程度スペックに幅をもたせて、その範囲でシェーパーに任せるって手もある。 例えば、6’0”〜6’11/2”×18”〜185/16”×2”〜21/8”とかね。 そうすることによって、シェーパーとしては悩む反面、とても美しいラインが作れるという利点もある。 というのも、時々「○×□×△・・」ってオーダーカードを見た時に「うわっ!これはちょっと無理があるな」っていうのがあるんだけど、それでもユーザーの希望したとおりの数値でシェープしなければならないので、そういった場合、やや心配だな〜と思いながらのシェープなので、自分としては、ちょっと納得いかないというのが正直な所です。 「数値にある程度の幅」というのは、そういう点では賢いやり方かもしれないですね。

 そして、フィンについてだけど、これは絶対にFCSをオススメします。 最近トッププロ達が、「グラスONの方がいい」と口をそろえて言ってますが、私はこれに反対です。まぁ確かにON TYPEの方が、クロスがボードとフィン全体をホールドしていて、しかもフィンもグラスファイバー製とくればトッププロサーファーが本当にキレのあるターンをした時のみ優れていて、よりタイトなターンが可能なのは、わかります。 しかし、優れているのはその時だけで、他の場面ではFCSの方がはるかに優れているからです。 別にFCS社からお金をもらっている訳じゃないけど、FCSの利点を挙げればキリがない(キリはあるけど)位なのですよ。2〜3点説明すると、まずFINが替えられるってことは、1本の板で全然違った乗り味が楽しめるというコト。FINというのは非常に重要なパーツでありながら、あまり注目されていません。コレはとても良くないコトでFCSによってFINが取り替え可能なら波のコンディションによって、絶対にFINは替えるべきなんです。 辻堂のヒザ波と、新島等のオーバーヘッドのパワーブレイクで 同じFINセットでサーフするのはナンセンスですよね。 一般ユーザーの場合、そう何本も板を所持できないワケですから、FINをコントロールして色々な波に対処するべきです。
私事なんですが、以前スンバワへトリップした時は、飛行機の都合上、あまりたくさんの板を持っていけなかったので、6’5”のFUN BOARD 1本と、たくさんのFINを持ち込み、結局ヒザ波から6feet位のスーパーブレイクまでFINを替えるだけでカバーしました。 1本の板が3役〜4役位こなしてくれたワケです。しかもFINが外せるので、とても楽に持ち運べるし、仮にもう1本持って行ったら板にもよるけど、2本で6本位の仕事はしてくれますね。 あと、スランプになったらFINを替えるというのは、効果大!です。 ちなみにセンターフィンを少し小さいものにすると、かなり動きやすくなって、小波でも調子を取り戻せるでしょう。オススメのセッティングはサイドがGRでセンターがGS、コレは、ややツインフィンテイストながらFIN全体の面積が普通のTRIの状態と、ほぼ同じなので、よりクイックなサーフィンが楽しめます。このセッティングでヒザ〜アタマ位までOKです。 その他、色々なセッティングをテストしてますけど、波のコンディションやライダーによっても違うので、一概にどのセッティングがベストなのかは、わかりませんが、みなさんもいろいろ、フィンを替えてみて、楽しんでみるべきだと思いますよ。 でも調子の良いFINセットを発見した時の楽しさは、FCSが開発されるまでのサーフィンにはなかった楽しさだと思います。 まぁ、ざっと書いてもこれくらいの利点はあり、ON TYPEの板では、絶対不可能なことな訳です。 まだまだ、良いところは、たくさんあるけど(製作面やリペアー等・・・) これ以上FCSの宣伝をしても、私には、あまり利点はないので、今回はこれくらいにしておきます。 でも、やっぱりFCSをオススメします。 ちなみにこの「FIN」ってやつに関しても、かなり、つっこんでノーガキたれたいんだけども・・・それも次回作にて。
・・・ってコトでお楽しみにして下さいませ。

 それと、エアーブラシも重要で、これは板の商品価値を決めてしまうものでもあるので、できる限り正確に伝えるように、できればカラーサンプルや写真、自分が色エンピツ等で書いた全体的なイメージがわかるものがあれば最高です。 板の性能とは全く関係ないけど、これによって「気に入る」or「気に入らない」が別れてしまうんだから、ホント不思議ですよね〜。 その点、I-MODE-Dのオーダーはバッチリなんで、ユーザーもシェイパーも植さんもエノモトさんもみんなニッコニコです。 カラーリングってオリジナルだったり、パクリだったりする訳だけど、今でも自分自身、New boardをシェイプして、それが仕上がってくる時には、正直ドキドキわくわくしてますよ。それというのも自分の板は、ほとんど、エアブラシなりカラーレジンなりのカラードボードなので、実際にこの目で見るまでは、やっぱり気になります。 (これは、みんなも同じ気持ちを体験しているはず・・・) 誰だって、カッコイイ板に乗りたいわけだし、デザインもバッチリで、調子もイイとくれば、これはもうマジックボードだっ〜 売らずにとっておこう!ってなりますもんねー。 まぁ、そのためにも今回書いたコトを参考にして、オーダーする時に少しでも思い出してもらえると嬉しいです。 ボードビルダー側の人間としては、「ムムッ こいつわかってるな!」ってことになるので、いっそう気の抜けない仕事をさせて頂けるわけですね。(あっ 言っちゃった・・・)

 ま、そんな感じで自分としては、今回はソフトに書いてみましたが、次回はハードに責めたいと思いますのでそんなに期待しないで、待ってて下さい。
それでは皆さま、明日、いい波だといいですね〜。

YAS Surfboard
Yasu Surfboard performanced by Yasuhiro Suzuki

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