| FINシステムとFINデザインの可能性
I-MODE-Dでは昨年の秋からFutures FINの採用を開始しました。これでFCS
FINとの2本立てになりました。
20数年前にオーストラリアのサイモン・アンダーソンがTRI FINを考案し、パイプライン・マスターズで優勝した時はサーフィン界にセンセーションを巻き
起こしました。このTRI FINをいち早く日本へ持ち込んだのは、現SSJの社長である添田博道さんだったと思います。
(確か添田さんはこの3本FINの間に足を挟んで骨折し、「TRI FINは危険だ!」と思った記憶が有ります。笑)
当初はBOXタイプのTRI FINもかなり生産されましたが、最終的にはFIN ONタイプが主流になりました。
私が働いていたマリンプラスチック研究所(パイオニアモス)では、ライダークラスの人達のBACK FINはショートBOXになっている事が多かったです。
なぜなら、FINの位置、形、大きさの違うFINを波の状況やスタイルに合わせて交換できるようにしていたからです。
昨年、FCS社から復活したTIP FINは、この当時のかなりの人達が使用しました。そして、ちょっとした流行になっていました。
ちょうど、この頃はシェーン・ホランのキールFINがサーフィン界に衝撃を与えており、その派生で誕生したのが、このTIP FINだったと思います。
その他にもカットFINやジェットFIN等のFINが開発されましたが、基本的にはず〜っとFIN ONシステム以外はあり得ませんでした。
何年か前にFCSというFINシステムが開発され、瞬く間に、このFINシステムは世界標準になってしまいました。
後を追うようにいろんなFINシステムが開発されましたが、携帯電話のDocomoのように圧倒的なシェアを確保しています。
しかし、ここ1,2年の間にアメリカ本土や聖地ハワイでのシェアは、Futures Finが急激に伸びているのだそうです。
ここには、両者が持っている独自のアイデアや考え方の違い、業界の政治的な問題等が理由としてあるようです。
この辺りの事情について皆さんは大変興味があると思います。が、ここで述べる事は控えておきます。
現在、サーフボードは多種多様なサーフィンスタイルに合わせて、沢山のモデルが発表されています。
COMPモデル、FUN SURF系、レトロチックなボード、等々です。
しかし、過去のTRI FINやTWIN FINといったような革新的なデザインは生まれていないのが現状です。
ボトムデザインやアウトライン、ロッカーといった事は常に改良されていますが、ここまでです。
近年のファッションと似た状況で、「これ以外は無い!」という大流行は出来難い所まで進んでしまっているのです。
しかし、サーフボードデザインにおいて、まだまだ研究、開発の余地があるのが「FINデザイン」なのです。
FINデザインは、まだまだこれからすごい勢いで進歩して行くと思います。
プロサーファーのシグネイチャーモデルといった次元を越えて、流体力学や航空力学を駆使し、新しい素材を用いて画期的に進歩して行く可能性を持っています。
そして、より高度なラインを可能にしたり、またはサーファーをヘルプして上達の手助けをしてくれます。
FCS FINやFutures FINといったFINの交換可能なFINシステムは、サーフボードを2度美味しくしてくれます。
いろんなFINをセットし、試す事によって、サーフボードの味付けは変化してきます。
好みによってサーファーは、自分のサーフボードを自分のスタイルに美味しく変化させる事が可能なのです。
既にI-MODE-Dの沢山のユーザーは、この事を体験し、実行しています。
まだ、試した事の無い方は是非トライしてみて頂きたい。
そして、現時点において、その可能性を感じさせてくれる製品を提供しているのが、FCS FIN社とFUTURES FIN社の2社であると考えています。
皆さん、早速試してみて下さい。そして、新しい楽しみを発見して下さい。
KEEP SURFING & GET WET!
Mahalo |