| サーフィンの交通戦争・・・
その昔、1年間の交通事故死者数が日清戦争の死者数を越えるという事態になった時、
交通戦争(死語)という言葉が新聞やテレビで頻繁に使われました。現在の辻堂ビー
チは差し詰め「サーフィンの交通戦争」といった状況を呈しています。
今回はその辺の恐怖を紹介しておきましょう。
その事故例をちょっと上げてみます。
昨年に起こった事故だが、ショートボーダーとロングボーダーが接触、ショートボー
ダーの側頭部にロングボードが衝突し、脳しんとう?を起こし、海の中で意識は無く、
白眼を剥いて呼吸もしていない状況になった。が、彼は幸いにも、岸で一部始終を見
ていた二人のロングボーダーによって助けられた。(相手のロングボーダーは自分の
ボードが当たったという認識を全く持っていなかったようで、2人に促されるまで何
もしなかった。)怪我をした彼は救急車で病院へ運ばれ緊急手術をし、1週間の集中
治療室(ICU)入りとなり、その後一般病棟に移った。病名は頭蓋骨骨折、陥没、脳
挫傷、くも膜下出血等の病名がついた。今も頭は陥没している。
たぶん、この二人のロングボーダーに助けられていなければ、非常に悲しい結果になっ
ていたのではないか?!(新聞のネタになっただろう。)
これも同時期に起きた事故だが、ロングボーダーにショートボーダ−がドロップイン、
追いついて接触しそうになったので避けようとロングボーダーはプルアウトを試みた
が、生憎にも波はクローズアウト、失敗した自分のボードのフィンがお腹に刺さった。
ウェットスーツを着ていたのだが、傷は腹膜まで達していた。約10針縫って1ヶ月
の通院となった。自分のボードで怪我をしたのだが、ドロップインされなければ起こ
らなかった事故とも思われる。(断っておくが、怪我をした彼は一応25年ぐらいのサー
フィン歴があり、けっしてビギナーではない。)
ショートボーダーはその波で岸にあがり、振り返って見ていたようだが、そのまま消
えたそうです。
最近でもBBの女の子がショートボードと接触、女の子が顔を4針縫う怪我をした。
相手のショートボーダーは真摯に対応してくれたらしい。
つい数日前に起こった当て逃げ事故。やはり、ショートボーダーとロングボーダーの
接触事故。ショートボーダーは瞬間、軽い脳しんとうを起こしたらしく記憶が飛んで
おり相手が分からない、相手のロングボーダーは認識があったのか?なかったのか?
分からないが、そのまま消えたらしく分からずじまいになってしまった。このショー
トボーダーの頭はパックリ切れていて可哀想だったらしい。
これはほんの一部でしかありません。接触事故は日常茶飯事に起こっているのです。
人の少ない海で毎日サーフィンしている人はきっと恐ろしくてパドルアウトできない
と思います。(本当に!)
先日もサーフィンしていたら、地元の若い子が沖へゲットしている時、30才代のビギ
ナーロングボーダーがパーリングして接触、幸いにも大事には至らず、軽い打身で済
んだのだが、対応が悪く何のリアクションもない。この類いのロングボーダーは周り
への注意と気配りが無く、「大丈夫ですか?当たりました?」といった言葉がなく、
インサイドにいるサーファーや周りの人への気配りが全くない。
(だから、当て逃げ事故が多い。)
ロングボードの長さが約3M,リーシュコードの長さも約3Mで合計約6Mにもなります。
ということは、半径6Mの範囲に自分のあの重いロングボードが飛んでいく可能性があ
るということを理解していない。あの重いボードが波に吹き飛ばされて当たったらど
うなるか?という事を考えている節がまったく見えない。
多分、認識していないだろう。(もし、相手が事故死したら、過失致死罪にならない
のかなあ?)
(サ−フィンも今では、中国や東南アジア製のサーフボードならプレイステ−ショ
ン2に毛が生えた程度の金額でゲットできるのだから軽い気持ちで始められる時代な
んだよね〜。だから、止めるのも気軽に止められるよね。
しかし、サーフィンは危険で、しかも生死を左右するようなこともあるのだから、売
る方も売る側の責任において、安全の為にもう少しルール&マナーを教えて欲しいよ
ね!でないと、コアなリアルサーファーにまで迷惑を掛けてしまうのだから。
自分の店で買った人が流されたり、死んでしまったりしたら嫌じゃないのだろうか?
儲かれば、その後は関係ないのかな?)
私もつい数日前に、1日に2度、ロングボーダーにボードを流されてぶつかってしまい
ました。
この日は新作の「PLUMPER with ERO-FISH」の初テストの日でした。(しかし、残念?
ながら、体がボードを守ったのでノークラッシュで済みましたけどね。良かった〜!)
最初のはドルフィンスルーをしていたら上からロングボードが乗っかってきたのだが、
この人はすぐに謝ってきて「大丈夫ですか?」と聞いてきた。
次は、インサイドでボードを回収している時に起こりました。
波はダンパー気味で抜けられない波をこのビギナーロングボーダーは強引にテイクオ
フ、案の定ワイプアウト。危険を感じた私は潜ったが、波(スープ)で岸に戻された
ロングボードが脇腹にヒット。幸いにも大事には至らなかったが、このロングボーダー
は自分のボードの状況を把握していない。そのまま沖へゲットしようとしている。
(オレはここであんたのボードにぶつかっているんだぞ〜!分かっているかあ〜!)
こんな事は、辻堂ビーチではいつも当たり前のように起こっていることなのです。
1マン、1ウェーブなんて遠−い過去の美しい物語、1つの波にロングボーダーが5〜6
人テイクオフするのが当たり前な事なのです。(みんな悪い事とは思っていない。)
う〜ん!車を運転するには免許証が必要ですが、無免許の人は事故ったり、警察に捕
まりたくないから法規通りに運転しようと努力します。
しかし、辻堂ビーチに来るサーファーの中には車を運転するのに車の免許が必要なこ
とを知らないような、ルール&マナーといった事を知らないサーファー(?)が沢山
集合しているのです。(だから、とっても恐いのです。)
だから、『サーフィンの交通戦争』なのです。
(辻堂でサーフィンする人はヘルメットとライフジャケットを装着することをオスス
メ!します。頭と身体を守れるし、万が一でも溺れません。
ヘルメットはI-MODE-Dでも扱っていますが、ライフジャケットは横浜のSANSUIにでも
行って下さい。釣り用のライフジャケットを売っています。剣道の防具は間違っても
使用しないで下さい。身体は守れますが、確実に溺れます。 笑!)
Mahalo |